日本維新の会のYoutubeチャンネルで大阪府知事・吉村洋文さんと本田圭佑さんが対談しました。
そこから学んだことを自分なりに解釈してご紹介します。
今の日本をどう思うか?
引用:日本維新の会Youtubeチャンネルより
本田さんは今の日本は危機感を持つべき状況にあると言います。少子化や格差の広がりはもちろん、特にマインドの面が深刻だと感じているようです。
現役世代の祖父母にあたる世代が築いてきた日本。今の日本人がそれを本当に活かすことができているのか疑問を持っているようです。
これに関して吉村さんも同じ危機感を持っています。世界は成長する中で日本は30年間ほぼ成長していない。それにも関わらず新しいことにチャレンジする人をみんなで叩く文化が日本人に染みついていると吉村さんは語りました。
これに関して私も同じ意見を持っています。私は兼業Webライターとして活動中です。4か月ほど前までは正社員として副業でライティングをしてきました。ですが、Webライターの魅力に惹かれ、当時勤めていた会社を退職しました。その際には上司から何度も「辞めておけ」と忠告を受けたのです。馬鹿正直に話す必要はもちろんありませんでした。
しかし、現在の日本社会の様子がここに表れていると思います。1つの仕事に執着したり、新しい仕事やチャレンジを批判するといった風潮を日本で根強く感じています。特に地方においてはこの風潮が顕著だと思うのです。
日本が今後成長していくためには変化が必要だと考えます。現状維持で成長は生まれません。まず、新しく挑戦する人を寄ってたかって叩く風潮が改善されない限り、将来の日本は良いものになるとは全く思いません。
そして、吉村さんは日本の働き方にも警笛を鳴らしています。新卒採用、終身雇用、年功序列、定年制といった日本の伝統的な働き方。
本当にこの仕組みだけで本当に今後の日本が成り立っていくのか?ということを気にしていると言います。私も日本では様々な働き方が普及すべきと思います。多様な選択肢の中から働き方を選択しなければ、少子化が進む日本にとって社会を成り立たせていく事が今後難しくなる予想できます。それぞれの人が1つの仕事に専念するようでは人手が足りなくなると思います。私は社会人としてはひよっこですので、意見の正確さに確証はありません。
しかし、多くの若者が日本の働き方に危機感を持っているからこそ、早期離職などといった問題が発生していると考えています。「最近の若者はすぐに辞めてしまう」「耐える力が足りない」と多く聞かれます。本当にそうでしょうか?
働き方が時代にそぐわない可能性があるのではないでしょうか?そして、かつては終身雇用制で受けられていた恩恵を同じように今の若者が受けていけるのでしょうか?
選択は人それぞれです。終身雇用を無くすべき。とは全く思いません。しかし、多様な働き方を許容する社会づくりが日本に求められているような気がします。
筆者の意見
私は吉村さんと本田さんの対談を見て、非常に勉強になりました。Webライターとして活動する私にとって、発言することの重要性を感じたのです。
今の日本はSNSを中心に多くの人がネガティブにそして、炎上を引き起こす風潮がはびこっていると思います。
情報発信は戦争時のプロパガンダからも分かるように、大きな影響力を持ちます。ただ、文字が並んでいるだけ。ただ、喋っているだけ。そんな単純なことではないと思うのです。
だからこそ、情報発信には責任を持つべきです。少なからず人間は仕入れた情報に影響を受けます。現在、一部メディアが行っている、重箱の隅をつつくような報道。それは本当に必要な情報でしょうか?
日本は吉村さんや本田さんのように、本当に自分の頭で考えて発言している人が増えていく必要があると思います。
そして、多くの人が気軽に情報発信をできるようになった今。情報を発信する全ての人が少なからず責任を持つべきです。
それで傷つく人。はたまた元気を取り戻せる人。どちらの人を増やしたいですか?
私は情報発信を通じて少しでも多くの人に正しい情報を伝えたいと思っています。それが個人のWebライターにできることです。
多くの人がチャレンジを。そしてそれを応援できる社会に。
そんな日本の新しい風潮ができていくことを期待したい。そう思える吉村さんと本田さんの対談でした。