今回は新日本プロレスに所属する内藤哲也選手の名言をご紹介します。内藤はスターダストジーニアスと呼ばれた時代がありました。「言いたいことを言っている」「間違いなくみんなのヒーロー」であったはずの内藤ですが、結果は大ブーイングを受け続けるという体験をしたのです。
その後、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを始め「制御不能な行動と言動」を繰り返すようになりました。しかし、「制御不能になった内藤」の言葉は心の奥底に響くようになりました。そんな、内藤の名言5選をご紹介します。
内藤哲也の名言5選
引用:新日本プロレス
内藤哲也の言葉には説得力があります。大ブーイング時代を経て制御不能になった内藤の名言を見ていきましょう。
「思ってることはさぁ、声に出して言わないと誰にも伝わらないから」
この言葉には内藤の人生哲学がつまっています。そして、プロレス哲学がつまっています。内藤は若手の頃から自分の言葉でしっかりと発信してきました。
発信してきたものの「観客の心に伝わらなかった」若手時代。そして、制御不能になって「観客の心に伝わるようになった」ロスインゴ時代。その両方を経験したからこそ説得力のある言葉となりました。
自分自身に納得してしまったら、もう終わりですよ
内藤のプロレスへの姿勢がうかがえる言葉です。内藤は武藤敬司をファンとしてみていた時があり、のちに武藤の引退試合を務める選手まで昇りつめました。
自分自身に納得せず、自分の言葉と技を磨き上げたからこそ武藤の引退試合で対角線に立てたのではないでしょうか?
自分の目で見て、耳で聞いて、確かめてください
新日本は暗黒時代、内藤には不遇な時代がありました。しかし、どちらも「観客に訴え続けること」でV字回復を成し遂げました。伝えることの大切さを知っているからこその名言です。
一歩踏み出す勇気
内藤はスターダストジーニアス時代、一歩踏み出せていなかったのかもしれません。その結果、ヒーローに見える内藤が大ブーイングを受けるという状況になりました。
しかし、そこから一歩を踏み出しロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンという日本を誇る人気ユニットを作り上げました。内藤の言葉で一歩踏み出す勇気が出た人もいるのではないでしょうか?
そりゃ、悔しいですよ
試合に負けて素直に「そりゃ、悔しいですよ」と言える内藤の人柄に心を打たれます。悔しいと感じながら這い上がってきた内藤のプロレス人生が詰まっています。
まとめ
引用:新日本プロレス
今回は内藤哲也選手の名言5選をご紹介しました。内藤は大ブーイングを受けた時代を超えて、制御不能になり観客の心に伝わる選手となりました。少しでも言葉にして目の前のレスラーと観客に伝えようとする姿勢がいつも見られます。
「どんなに雨が降っていても、いつかは晴れる」
そんな気持ちにさせてくれる内藤の名言でした。