この記事で分かること
- 辻陽太の壮行試合と海外武者修行
- 凱旋帰国とIWGP世界ヘビーへの挑戦表明
- ロスインゴ加入?
- CMLL世界へいー級王座への挑戦表明
壮行試合、海外武者修行へ
2021年8月1日
2021年7月26日に海外遠征が発表され、同年8月1日に内藤哲也と壮行試合を行い海外武者修行に旅立ちました。
辻は過去、SNSで内藤に対してシングル戦を執拗にアピール。今回は念願の一戦が初めて実現することに。内藤は前日の7.31後楽園の試合後、辻戦について「『辻陽太の壮行試合の相手が俺でよかったな』って、俺が思えるような試合を明日見せてくれよ。ま、無理だと思うけどね」とニヤリ。
新日本プロレスより引用
内藤哲也との壮行試合は11分24秒高角度逆エビ固めで内藤の勝利。
内藤「辻の気迫は凄かったね。辻のエルボーで記憶がちょっと飛びかけたかな? それぐらい強烈なエルボーだったよ。辻がどっかのインタビューで、内藤に負けるなら“デスティーノ”で負けたいって言ってたの、オレは知ってるよ。でもさ、オレにとって“デスティーノ”っていうのは特別な技なんだよ。オレの運命を変えてくれた技だから。残念ながら簡単には出せないかな。まあいつか、デスティーノに出すのに相応しい相手となることを願ってるよ。だって彼はこれから海外遠征にでるんでしょ? まあこの先、彼が海外で何をして、そしてどういう姿で帰ってくるのか、もうオレの知ったこっちゃないけどさ。
なあ、辻。オレから一言あるとすれば“Hasta luego!”また会おうぜ! カブロン!」
新日本プロレスより引用
辻「この壮行試合、最後に、憧れである内藤さんと試合ができて良かった。いや違う! オレはそんなこと思ってない!! せっかく自分の憧れる相手と戦えるチャンスが来たのに、結果を残せなかった自分が悔しいぜ! 内藤さん、あんたが言うように、壮行試合の相手がオレで良かったと思える試合だったかどうかは知らないが、近い将来、気付いた時にあんたは必ず、内藤哲也が辻陽太の壮行試合の相手で良かったと思ってるはずだ!
そして、今日でオレは新日本プロレス、ヤングライオンという船を降りる。この船は頑丈だった。どんな事があろうとも耐えてくれる立派な船だ。ただ、進みが遅いんだ。これからオレは、辻陽太、オレ自身の船で旅に出ようと思う。どんな困難があろうと、必ず自分一人の力で、乗り越えてみせる。
ここまで来れたのは、新日本プロレスを始め、先輩方、そして応援して下さったファンの皆さん。そのおかげだ。本当にありがとうございました。そして、どんな荒波も乗り越えて、世界を、世界をも手にするレスラーになって帰ってくる」
新日本プロレスより引用
2021年9月
2021年の9月からはイギリスのRPWに参戦、2022年の11月までの約1年2か月同マットで活躍しました。
2022年11月
2022年11月からはYotaのリングネームでルードとしてCMLLに参戦。
凱旋帰国を果たすまでの約半年間のメキシコ修行となりました。
凱旋帰国とIWGP世界ヘビーへの挑戦を表明
2023年5月3日
福岡国際センターで開催されたレスリングどんたく2023で辻陽太選手(以下敬称略)が凱旋帰国しました。
この日のメインイベントは「第7代IWGP世界ヘビー級王者」のSANADAと「IWGPジュニアヘビー級王者」の高橋ヒロム。
ヒロムも善戦しましたが結果は、27分30秒SANADAがデッドフォールでヒロムから3カウントを奪取。
結果、SANADAが初防衛に成功しました。
SANADAがマイクで締めハッピーエンドで終わるかに思えましたが、一転会場が暗転。
そこでかねてから話題に上がっていた謎のVTRが流れ、辻陽太が凱旋帰国を果たしたのです。
風貌、オーラを纏っての凱旋にミラノさんも思わず「辻選手なのこれ?」と発言。
新日本プロレス3日の福岡国際センター大会で、辻陽太(29)が凱旋帰国しIWGP世界ヘビー級王者のSANADA(35)に挑戦表明した。
かねて会場で流されていた新日本マット上陸の予告VTRがビジョンに映し出されると、直後に辻が登場。2018年4月にデビューした辻は、2021年8月から海外武者修行に出ていた。
約1年9か月ぶりの新日本マットで、いきなり驚愕のパフォーマンスを披露する。「Just 5 Guys」の面々を次々となぎ倒すと、SANADAを豪快なスピアーでKO。ベルトを高々と掲げ、挑戦をアピールした。
ヒロムのコメント中にバックステージに姿を現した辻は「アンタの言う新しい景色、そこから見える景色はどんなんだ? 教えてくれ。次の相手は俺だ。覚悟はいいか? 俺がプロレスを、いや新日本プロレスを面白くしてやるよ」と豪語。床に倒れていたヒロムを抱えあげて控室へ姿を消していった。
ヒロムとともに去った事実に加え、リング上では拳で胸を叩く内藤哲也のポーズも披露していたことからは、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンへの加入が急浮上している。辻は内藤、鷹木信悟、BUSHIと同じアニマル浜口ジム出身。また海外遠征前の壮行試合の相手も内藤が務めており、メンバーとの接点は多い。
ともあれ凱旋帰国からいきなり最高峰王座に挑戦が正式決定すれば、2012年のオカダ・カズチカ以来の大抜てきとなる。新日本マットの勢力図が大きく塗り替えられるのか、注目だ。
東スポwebより一部引用
辻陽太は高校時代にアメリカンフットボールで活躍しており彼が見せた”スピアー”は説得力、破壊力が本物でした。
凱旋帰国に関するファンの声
・正直、海野、成田より期待値高い
・体の厚みが増して帰ってきたことに驚いた
・観客の歓声が全てを物語っていた。
・世代交代の「時」が来たか。
・技の説得力が凄い。オーラ、体格、技の説得力。全てを磨いて帰ってきた。
・あのスピアーはぶったまげた。
・どうせならもう少し海外武者修行を続けて欲しかった。
・ロスインゴ加入なら熱い
・ロマン・レインズ並みにスピアーが似合う
・もう29だからね。
・楽しみが増えた
と言ったようなファンの意見がありました。
現在はいろいろな意見がありますが試合を見てみないと分からないですよね。
辻が説得力のある試合をしてファンを唸らせるのか、それとも拍子抜けしてしまうのか。
何はともあれ6.4ドミニオン、大阪城ホールでの試合を楽しみに待ちましょう!
ロスインゴ加入?
辻陽太がロスインゴの腕を突き上げるポーズを見せたことからロスインゴ加入か?と話題になっています。
しかし後日の内藤のコメントでは、、
内藤「彼の意思は受け取りましたよ。ただ、俺たちの答えがどうなのかはまだ…。辻はまたすぐにメキシコに戻ったらしいですしね。とりあえず、彼が日本に来ないと何とも言えないので。次に試合するのは大阪城ですか? なら、早くても大阪城以降じゃないですか?」と、肝心の本人とコンタクトが取れていない事実を明かした。あそこまでやって内藤と接触せずに日本を去るとは、まさに制御不能な気もするが…。
東スポWEBより引用
このように正式に加入が決まっているわけではありませんがアニマル浜口トレーニングジムに半年ほど通っていた過去もあり内藤、鷹木と関連がありますし、壮行試合での内藤戦、CMLLでの海外修行経験もあり布石は揃っているように思います。
更に壮行試合で内藤は「だって彼はこれから海外遠征にでるんでしょ? まあこの先、彼が海外で何をして、そしてどういう姿で帰ってくるのか、もうオレの知ったこっちゃないけどさ。なあ、辻。オレから一言あるとすれば“Hasta luego!”また会おうぜ! カブロン!」」と意味深発言をする等因果関係のある二人。
はたしてロスインゴ正式加入となるのか?
はたまたイギリス遠征時代に関係のあったグレート・オーカーンが所属しているユナイテッドエンパイアにまさかの加入となるか。
デスティーノに導かれロスインゴに加入し行動を共にするのか、それとも内藤の対角に立ち”デスティーノを出すのに相応しい相手”となっていくのか?
今後の動向に注目です。
CMLL世界ヘビー級王座挑戦も決定
レスリングどんたく2023での衝撃の凱旋帰国から間もなくメキシコにも辻は姿を見せました。
CMLLのリングでは現CMLL世界ヘビー級グラン・ゲレーロを撃破しCMLL世界ヘビー級王座への挑戦を表明しました。
CMLL世界ヘビー級王座とIWGP世界ヘビー級王座の挑戦権をどちらも獲得した辻。
短期間で二つの王座を獲得し二冠王になるのでしょうか。
そうなると一気に注目度は増し正真正銘の”新日本プロレスを面白くする男”として存在感を増していくこととなりそうです。
凱旋帰国からいきなりIWGP世界ヘビー級王座の奪取、CMLL世界ヘビー級王座の奪取となればレインメーカーショックに並の○○ショックを引き起こし新日本プロレスを盛り上げることになるかもしれません。
新日本プロレスに”パラダイムシフト”を引き起こすのは辻陽太なのかもしれません。
関連・参考サイト
トぺスイシーダブログ「海外武者修行に旅立つ辻陽太にロスインゴ内藤哲也が贈ったメッセージ」
まとめ
この記事で分かったこと
- 辻陽太がレスリングどんたく2023で凱旋帰国を果たした
- SANADAの持つIWGP世界ヘビー級王座に挑戦表明
- ロスインゴ加入を思わせるポーズを披露。
- CMLL世界ヘビー級王座にも挑戦表明